初めて家を建てる人の建築ガイド > 欠陥住宅とは(2)
どうして欠陥住宅が建てられるのかをご紹介
欠陥住宅とは(2)
家は生活基盤であり、家族の団欒の場でもあります。また家を買ったり建てたりするのには、とてもお金がかかります。そんな大事な家が欠陥住宅であったら、とてもショックなことです。それに構造に欠陥があった場合、地震の多い日本では倒壊の危険性もあります。にもかかわらず、欠陥住宅が建てられてしまうのは、どうしてなのでしょうか。
一つには、家を買う消費者に情報があまり与えられないことにあります。建築の技術などは専門的なことなので、普通の消費者が詳しいことを知ることはありません。ほとんどの人にとって、家を建てるのは一生に一度のことです。家造りについて慣れるということはないのです。またネットで情報を得ることができる時代といっても、家造り素人はその情報を生かしてなかなかチェックできません。
また、建設業界が多重下請構造になってイルのも原因の一つです。契約した建設会社が実際に家を建てるのならいいですが、下請やさらにその下請、さらにさらにその下請……と、何重にも下請に回される場合もよくあります。そうなると予算が少なくなって手抜きがされたり、下請の業者が少しでも稼ぐために、丁寧な仕事より粗い仕事で数をこなすなんてことにもなります。
欠陥住宅が建てられるのを防ぐために、自治体によっては建築士による工事管理や完了検査を行なわなければいけないとしています。ですが、実際には工事を行なっている大工が行なったり、形だけしか行なわれなかったりなどして、徹底した対策とはなっていないことが多いです。
